夏の終わりにエアコンクリーニングをすべき3つの理由【プロが解説】

2025年8月29日 2025年8月29日

お掃除のキレイエ

猛暑だった今年の夏、ご自宅のエアコンは一日中フル稼働だったのではないでしょうか。秋の訪れとともにエアコンの出番も一段落しますが、「また来年までそのままで大丈夫」と思っていませんか？実は、夏の汚れを放置したエアコンには、多くのデメリットが潜んでいます。今回は、ハウスクリーニングのプロである「お掃除のキレイエ」が、夏の終わりにこそエアコンクリーニングをおすすめする3つの理由を解説します。

理由1：夏に繁殖したカビやアレルゲンを一掃するため

夏場のエアコン内部は、冷房運転による「結露」で常に湿っており、カビが最も繁殖しやすい環境です。空気中のホコリや汚れを栄養源に、カビはどんどん増殖していきます。これを放置したまま冬に暖房を使い始めると、蓄積されたカビの胞子やダニの死骸などが温風とともに一気に部屋中に放出され、嫌なニオイだけでなく、咳やアレルギーの原因になる可能性があります。夏の終わりに内部を徹底洗浄することで、ご家族の健康を守り、クリーンな空気で冬を迎えることができます。

理由2：冬の暖房効率を高め、電気代を節約するため

エアコンのフィルターや内部のファンにホコリが詰まっていると、空気の循環が妨げられ、暖房の効率が著しく低下します。設定温度になかなか到達せず、余計な電力を消費してしまうため、冬の電気代が高くなる原因になります。夏に溜まった汚れをキレイに取り除くことで、エアコン本来の性能が回復し、スムーズに部屋を暖めることができるようになります。結果として、無駄な電力消費を抑え、冬の電気代節約に繋がるのです。

理由3：エアコン本体の寿命を長持ちさせるため

汚れが詰まった状態でエアコンを稼働させ続けると、モーターなどの部品に常に高い負荷がかかります。この状態が続くと、部品の劣化が早まったり、異音や故障の原因になったりすることも少なくありません。定期的なプロのクリーニングは、人間でいう「健康診断」のようなものです。汚れによる負荷を取り除き、エアコンを長持ちさせるための重要なメンテナンスと言えます。